HACCPについて その4 【今やっていることを再確認】すること

ISO22000,FSSC22000

お疲れさまです

くおりです~

いつもあなたを応援しています^_^

今回はHACCP(ハサップ)をやって、わかってくることをお伝えします

HACCPやらなきゃいけないけど、めんどくさい!

っていうひとにむけて、発信します

内容はこちら!

  • HACCPは7原則12手順があり、手順通りに行うのが基本
  • HACCPだけではない?一般衛生管理プログラム(PRPs)とは?
  • 食品衛生法では段階があり、小規模であれば基本より楽にやれる
  • HACCPは今やっていることを再確認すること
  • HACCPはお金かからない!うまくやればコスト削減!?
  • 実際にどうやればいいのか?実践編

「HACCPは今やっていることを再確認すること」について話ししていきます

結論、今の商品の特性と、工程を書き出そう!

つまり、製品説明書の書き方フローダイアグラムの書き方です

12手順の中の準備段階、手順2~5です!

HACCP初心者も、上級者でも楽にやれるコツが見つかればいいなと思います

では説明していきます

製品説明書の書き方

製品の説明、最初に定義づけが必要

手順1でHACCPチームを作ったら、次に手順2,3で製品の説明書を作ります

いやいやいや、うちは取引先にもメーカー規格書とか仕様書とか作ってるからいらないよ~って思った人いませんか?

今回のものはそこも含みます!

ただ、そこだけではなく、必要なものがいくつかあり、それらを含んでいる必要があります

それが入っていればメーカーの規格書や仕様書で問題ありません

それは以下の項目です

  1. 製品の名称及び種類
  2. 原材料、添加物
  3. 使用基準のある添加物の名称及び使用量
  4. 容器包装の形態及び材質
  5. 製品の特性や規格
  6. 期限表示(消費期限または賞味期限)
  7. 保存方法
  8. 喫食方法、または利用の方法
  9. 対象とする消費者
製品説明書の例:生ケーキの場合

エクセルが使える人はエクセルで!

もし、PCなんて使えん!!っていうひとは手書きでやっても構いません

この通りにやれば製品説明書の完成です!!

これで今作っている商品がどんな商品か見えてきました!

あと、社内で配合や容器包材の材質など仕様が別にある場合は、その帳票類を記載してもOKです

フローダイアグラムの書き方

次は手順4のフローダイアグラム(工程)の作成と、手順5のフローダイアグラム(工程)の現場確認です

厚生労働省、HACCPの導入のための手引(生菓子より引用)

ポイントは原料の受入から出荷までとなります

作業区域を明確にするとの、参考図には入っていませんが、可能な限り条件を記載します

冷却や加熱の条件、金属検出の条件を記載します

加熱であれば何℃で何分加熱か

金属検出であればテストピースはFe:φ○mm、Sus:φ○mmか

可能であればこのときにCCP、最も重要な工程もCCPとして明記しましょう

いきなり完璧を求めずに、まずは60%程度で書いてみましょう~

ここまでが手順4です

手順5は上記のフローダイアグラム(工程)を実際に現場で確認します

このときに修正することがあるので、修正してフローダイアグラムは完成です!

ポイントですが手順5で確認して修正しても80%くらいと思ったほうがいいです

100%を目指す地、常に修正したくなるので、ある程度、重要な工程が明確になっていればよし!としましょう

また、フローを作っていくと作業がかぶっていたり、工程で無駄や、停滞が見えてくるかもしれません

いっそ、なくした場合を想定してみるのも面白いです!生産性アップに繋がるかも!

まとめ

今回はHACCPの手順2~3の製品説明書の作成、手順4~5のフローダイアグラム(工程)の作成をしました

これらをすると、今やっている商品って誰向けなのか、どんな作業しているのか見えてくるかと思います

どちらも参考を元に作れば出来ます!完璧を目指すよりも6割~8割を目指してやってみましょう

改めてフローダイアグラムが明確になると、無駄な作業がここで見つかるかもしれません

その際はいっそ、なくすのもありです!

       

これで手順1で組織としてHACCPチームを作っておけば事前準備は完成です!

さて、次からは実際の分析に入っていきます

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ぜひ、一緒に考え、学び成長していきましょう

特にそれぞれの苦労話や、今悩んでいることがあれば、相談ください!

必ず返答させてもらいます

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