【パート・バイト】食品製造業で働く【メリット】、【デメリット】食品工場はきつい?

体験談

お疲れさまです!

くおりです

今回は食品製造業で実際に働いてきた経験を踏まえ、メリットとデメリットを話しします

今回は食品製造業で働きたいな、どんなところかな?という疑問と、実際にやっててあるある~

を、取り上げていきたいと思います

また、食品工場での作業がきついと言われることもあるので、それについても解説していきます

特に今回は対象をパートタイマー・アルバイトの場合で話します

では、話ししていきます~

食品製造業で働くメリット【パート・バイト】

パートさん、ひと休み

まず最初にメリットとデメリットのメリットを紹介していきます

メリットは以下の通り(あくまで長期間やなれてくることが前提です)

  • 時間の融通がききやすい
  • 有給休暇が取りやすい
  • 体調管理には気をつけてくれる
  • 繰り返しの仕事が多く覚えることが多くはない
  • 食事の補助は充実している
  • 自社の商品を安く購入できる(B品販売であればさらに安い)
  • 制服が貸し出しあり

時間の融通や休暇が取りやすいのは体調管理が必要だから!

食品工場では24時間であったり、16時間であったり、8時間の一貫生産を毎日やるというよりも、長い稼働時間があります

そのため、常に人が入れ替わっているところが多いです

特に食品の中でも惣菜や、生菓子、和菓子などは消費期限が短いため、出荷に合わせて動きます

そのため、夜中から動き出したり、いっそ24時間稼働していたりするため、派遣や外国人パートなんかも多くいます

そういった方からすれば夜勤で働くと時間の融通が聞くとともに、給与も1.25倍で稼ぎも良くなります

また、主婦の方であっても、食品工場の作業では人がやる作業が他の業種に比べて多く残っているため、人がいれば時間あたりの生産数が伸びて、いなければ時間あたりの生産数が落ちるという状況です

勤務者からの目線でいれば、行けば仕事はあるし、行かなくても仕事は回ることになります

そのため、食品工場のほとんどはシフト制で、有給休暇や時間の融通もききやすいです

ただ、消費期限、賞味期限の長いものや冷凍のものの場合は他の製造業と近く、土日休みが多いでしょう

これは土日が流通業や関連する企業も休みが多いため、合理的だからです

また、食品工場の多くでは出社時に体調を確認します

これは食中毒の感染予防もあり、必要だからしているのですが、体調悪ければ休ませなくては行けないので、こういった部分でも休みや時間の融通がききやすくなっています

仕事はライン作業のため、覚えることは少なくて済む

仕事はライン作業がほとんどのため、比較的身につけるのが楽です

検査などになると見逃すと直接クレームになったりする箇所もあるので、体は楽でも責任感があります

それがやりがいにも繋がりますね

あとはメリットの一覧にはいれていませんが、ライン作業のため、毎回同じ席に座るような事務員よりも比較的人間関係での悩みは少ないと感じます

毎日、同じ席、同じ人との会話ではなく、毎回組む人が異なったりするので、ある程度浅く広い人付き合いになりやすいです

食品企業は食事や食べ物には寛大

食品企業だけあって食事の補助は出してくれるところが多いです

半額補助や月額でいくらまで補助等様々です

これも食品衛生で従業員の食べるものにも管理が必要なため、その考え方が主流となっています

同様に食品製造で余ったものや、形が悪いものは非常に安い金額で買い取れます

実際にはケーキ100円とか、饅頭50円とか、惣菜パック100円とかですね

どうせ捨ててしまうなら処分費かけるよりも従業員への福利厚生に使う企業も多いです

ただ、これは企業の考え方もあるので、すべての企業ではありませんが、中小企業では比較的見受けられます

制服は指定のもの

あとは制服が基本的に指定のもので、貸し出されます

場所によっては会社でクリーニングに出して使います

これも衛生管理上必要でしておりますが、家庭としては洗濯物が減る上に、汚れたものを持ち帰らなくてとても助かります

自分たちで洗うところもありますが、段々と労働者への条件が良くなってきた背景もあり、洗濯代の補助を出すところもみられるようです

以上、メリットでした

食品企業は食品衛生の観点から工場で働く人にしなくてはいけない、提供しなくてはいけないものがおおいため、体調管理を始め、制服の貸与、食事の補助など自主的に行うところが多いです

食品製造業で働くデメリット【パート・バイト】

肉体労働もあり、疲れる日もあります

次にデメリットの紹介していきます

メリットは以下の通り(あくまで長期間やなれてくることが前提です)

  • 土日、祝日の休み、連休が取りにくい
  • 残業が急に発生することがある
  • 毎日同じことの繰り返し
  • 仕事で人と会話することは少ない
  • 自分で体調管理に務める必要がある
  • 生産での責任感が求められる
  • 工場の匂いが体につく
  • 作業環境の温度、湿度が製品に合わせて設定される

メリットに対比してデメリットを挙げてみました

連休が取りにくく、急な残業がある

食品工場のほとんどはシフト制で祝日でも稼働しているところが多いです

休みは土日の片方と、平日で取ることが多く、祝日も休めないところが多いです

ただ、パートで都合がある場合は配慮はされるでしょう

この影響で社員では年間休日も比較的少なめです

これは飲食店やスーパーなどの分野と共通といえます、相手に合わせて減っていますね

日々の生産量が変わることが多いので残業が急に発生することがあります

残業が発生する理由は生産量もありますし、メリットであった休みを取られた場合に他の人で穴埋めをするためというのもあります

これは逆をみれば、残業でお金稼げますが、時間きっちり上がりたいパートなどは気がひけることもあるかもしれません

ライン作業は孤独?

ラインでの作業のため、仕事で相手と折衝して成功する、電話対応などのコミュニケーションで成果を出すような仕事はあまりありません

発注などで外部へ電話する際にはありますが、一部でしょう

ほとんどはライン作業で毎日、似たような仕事、同じ仕事の繰り返しです

社員からは毎日ないものないことが”価値”という話もされますが、毎日同じことを繰り返すことが苦痛、面白くないという人にとってはデメリットになります

また、会話もしないところもありますので、人とのお喋りしながらやりたい人には不向きでしょう

体調管理も仕事のうち、一人のうっかりが組織のミス

食中毒、特にノロウィルスや病原性大腸菌などにかかると多くの食品企業では出勤停止、作業することができなくなります

しかも、1日だけではなく、会社規則にもよりますが1週間ほど休まなくてはいけなくなるものもあります

食中毒菌を保持した人が食品を触ると、食品に食中毒菌が付着してしまい、多くの人の命を奪ってしまう危険性があるからです

食中毒菌がいるかいないかわからなくても、熱があったり、咳がするとその危険性が高いため、同様に扱われてしまいます

そのため、普段の生活でも食事には気をつけて、体調管理にも務める必要があります

一人の体調不良者から多くの食中毒事故を起こさないためにも食品工場では必須となっています

また、ライン作業でも一人一工程を任されることが多いです

その一人のちょっとしたミスが、製品へ大きな不具合を起こしてしまうかもしれません

もちろん力量を見ながら配置をするでしょうが、検品などはその日の体調でうっかり見逃してしまえばクレームとなってしまいます

清掃する際に一部をやり忘れれば、清掃不足から製品不良が出来るかもしれません

責任があり、やりがいはありますが、責任感なく最低限のことしかやらないスタンスではつづけていくことは難しいかもしれません

工場での匂いが車から?家族に指摘される?暑い?寒い?

これは実際にあった話ですが、そこではえびを扱っていました

毎日えびを触るので、車の中でエアコンを付けたら家族からえび臭いと言われたそうです

聞くと、エアコンつけなくても臭かったとか・・・

工場での作業着を持ち帰る場合はもちろんですが、多少でも人に匂いが付きます

これが、いい匂いであればいいんですが、水産物や畜産物、揚げ物などは匂いが厳しいかもしれません

車での通勤もそうですが、電車に乗る際にも気になってしまいますね

しかも工場によっては作るものに合わせて室温が決まってきます

仕込みなどの熱源近くでの作業では非常に暑くなります

そのため、食品工場では作業の終わりには汗ふきシートやデオドラントスプレーが欠かせません

デオドラントは本来、食品工場ではニオイ移りでふさわしくないんですが、、、ご愛嬌ですね

室温で行くと、辛いのは冷蔵、冷凍の商品になります

冷え性の方などは立ち仕事で寒い環境の中での作業は苦痛かもしれません

常温での商品で包装工程であれば過ごしやすいですが、商品に合わせて湿度下げてあり乾燥している場合もありますので、確認したほうがいいでしょう

まとめ、じゃあ向いている人は?

食品工場、食品企業で働くパートタイマー、アルバイトのメリット、デメリットを話ししました

結論として食品製造へ向いている人はこんな人です

  • 祝日や土日もいいけど、平日も休みを取りゆっくりしたい
  • 急な休みが入ることがあるが、長くも短くも働きたい
  • 毎日同じ作業の繰り返しで飽きずに楽しめる
  • 自分のやっていることが責任あることだと認識できる
  • できれば人とコミュニケーションは取りたくない方である
  • 通勤の服装を気をつけたり、毎日同じ人と顔を突き合わせたりするのは嫌だ
  • 食べるのは好きだ!特にこの会社で作っている商品好き!

実際にはそれぞれの企業毎で異なりますが、作っている製品によっては同じような状態です

面接の際に商品が安く購入できるか、休みが取りやすいか、毎日の作業はどんな感じで、配置はどうなっているのかを確認すると働くイメージは付きやすいでしょう

補助についても事前に確認したほうがいいかと思います

食品企業で働くのはきついかについては、パート、アルバイトに関して言えば、匂いのことなど気にならなければ、働きやすいかと思います

重いものを持つこともあるので、作業内容は確認しなくてはいけませんが、汚いと製造出来ませんし、そのための清掃で汚れることはありますが、毎日汚いことはないでしょう

特別きついとは言えないでしょう

この記事が誰かの役に立てれば幸いです

ご意見お待ちしております

質問、ご意見お待ちしております

お問合せフォームからお送りください

ぜひ、一緒に考え、学び成長していきましょう

特にそれぞれの苦労話や、今悩んでいることがあれば、相談ください!

必ず返答させてもらいます

コメント

タイトルとURLをコピーしました