【品質保証部立ち上げまでのプロセス】計画性と相手のメリット

体験談

お疲れさまです

くおりです~

自分自身の体験としてある会社で品質保証部を独り立ちさせるまでの流れを話していきます

自分の場合は品質管理部があり、品質保証の仕事に移行していったんで、全くのゼロからやるよりも随分らくだったかもしれません

ただ、内情は機能していない部署を立ち上げるところまでの話をします

ここで必要なことは計画性と相手のメリットに訴えかけることですね

この話を読むと以下のことがわかります

  • 品質部門の責任者として計画を持つ大切さ
  • 対処に困る相手への対応

では、話進めていきます

研修から就任までの経緯

何事も手を上げてトライすることから始まります

まずは品質保証の責任者になるまでを話しします

最初は研修で工場へ配属されました

3ヶ月の研修期間で他の作業者と一緒にライン作業へ入ったり、途中からは事務所で手順書の作成をしてました

その折、品質部門(当時は品質管理部)の上長(部長代理)が辞めることになり、立候補を探しておりました

そこで、立候補したわけです(立候補とは言うものの、一応圧力もありましたが)

もともと、50人くらいですが工場の責任者もやったことがあるのと、品質の一般社員との経験もあったので、足して2!!みたいな感じでやってみました!(笑

いやっ!本当!よくわからないまま、よくわからないからやるって言えたんですけどね!

ちなみに当時の人員構成は自分(責任者:33歳)、担当者A(ISOと表示:50歳くらい)、担当者B(ウンチク:50歳くらい)、派遣社員女性C(コールセンター:35歳くらい?)、顧問D(休職中:70歳)

全員年上!!!しかもほとんど自分はできるっ!って信じてる自信家の専門家!!

ちなみに、辞めていく部長代理と一度だけ研修中に話をしたことがあって、その際に、品質の話を少しして推薦もあったようです

話したときは、そんなつもりではなかったんですが、色んな所で種をまくといいですね!

もし偉くなりたい人は偉くなってからのことは、わからない、不安があります

しかし、臆することなく、やってみるのが大事ですね、やりながら成長すればOK

就任後の部署の状況 目を疑う状況・・・

驚きの連続

自分が就任直後は部署ではほとんど1日雑談ばかりして、クレームがあれば、目先の対応をして終了

いわゆる、報告書だけ仕上げて、現場で本来の改善に繋げず終了→そして同じクレーム発生→同じ報告書で対応・・・

いや、もうね、、1ヶ月も我慢できずに面談を繰り返しましたね

あと、無駄な作業はなくしました

例えば現場の日報を確認して押印や、手書きの記録をPCへ打ち込む作業

なんかトレースを早くするためにやっているとかなんとかかんとか・・・

いつ必要なんだよ!!(いつ使ったか聞いたら記憶にないほど昔・・・)

「それよりもやることあるだろ!!」

って、思いながら、相手の意見をまず聞く姿勢で行きました

自分が異常と思えることも、そこに至るまでには何らかの理由があったはずです!それをまず聞いてから始めるのが大事ですよね!

また、毎月棚が2つ、ロッカーがあったんですが、書類は3/4は捨てました

ロッカーも撤廃しました

毎月小さい範囲でまずは10cmへらそう、次は20cm、次は1段、次はロッカーなど、計画的にやれる範囲で進めてものと仕事を減らしていきました

やらなくていいことを決めて、無駄な作業や無駄なものを極限まで減らしていきました(人も?)

心の中には「変えたい変えたい変えたい変えたい・・・」でしたが、表は、「どうですか~?」ってはいっていきましたね

柔らかく、そしてしたたかに改革をして、1ヶ月経過時点では一人の担当課長は本人の希望通り異動となりました

きちんと相手の立場を立てて、話をしました

普段は結論を話ししてしまう自分でも1時間でも2時間でも話を聞いて、促すこと、導くことをすすめてました

相手の発言から、どのようにするのが相手のメリットになるのかをお互いに探しました

一度だけ衝突がありました

現場で異常があり、怪しいところがあったので使用禁止と判断したんですが、その担当者Bは勝手に使うと言って現場へ話をした

しかも、自分は現場へ行き状況ヒアリングして決定し、上司

その担当者Bは部下、現場にもいかない、上司の意向は無視・・・

怪しいから使わないのは当然・・・(過去に回収事故を引き起こしている担当者です

最終的には上司の意見が通るわけで、不満はあったようですが、毎日他の部署の悪口を言っているので、ぜひ、そこで改善をしたほうが、評価もされるし、いいのでは?ということに乗っかった形です

まあ、当然うまくいかずに数カ月後には辞めてしまうんですが・・・

ちなみにその時、担当者Aは特に我関せず、顧問は病欠、派遣は自分を毛嫌い

いやぁー四面楚歌ってこういうことなんだって、逆に気持ちよかったですね

周りから見れば大変な状況ではありましたが、自分は一つの目標を立てました

当時、食品衛生法が改定、HACCP制度化の話があって、HACCP認証の資格を会社で取ろう!!

そこを目指して進めていきました

 

ちなみに当時の会社ではISO9001はやっていたんですが、完全に形骸化!

コンサルに丸投げ

監査にも立ち会いましたがもうね、ボロボロ・・・

監査員が可愛そうでした、必死に受からせようとしてくれるんで・・・

なので、自分は誓いました!!

建前だけの丸投げ認証ではなくて、自分たちで組織に根を張った認証を取ろうと!!

そのために目標を立てて計画を作っていかなくては!!!

そして、JFSーBが当時新しく出てきて、食品の菓子業界ではほとんど取られていなかったので取ることを決め、当時の仕事の内容から品質保証へ組織名を変えてスタートしました

ちなみに品質保証と、品質管理の仕事の違いは過去の記事(品質保証と品質管理の違い)を参考にしてください

具体的な部署は話ばかりで、社長に言われて一番近い現場を回って、あら捜ししてしてきしてまわるだけだったので、ハエみたいな仕事しかしていなかったので、ソフトランディングでJFS-B取得に向けてスタートを切りました

  

今回はここまで!

次回からはJFS-B取得へ向けた実際に行った方法、アプローチを話ししていきます

細かい、登場人物の対応方法はまた、別の機会に・・・

ご意見お待ちしております

質問、ご意見お待ちしております

お問合せフォームからお送りください

ぜひ、一緒に考え、学び成長していきましょう

特にそれぞれの苦労話や、今悩んでいることがあれば、相談ください!

必ず返答させてもらいます

コメント

タイトルとURLをコピーしました